無駄な空間ばかりの家

私は数年前に夫の両親と同居のため、静岡で家を建てました。

支払いは親子で半分ずつなので、親子合わせて男性2人、女性2人がそれぞれ意見を述べ合う形で家づくりがスタートしました。
その頃、義父と夫は梁見せの天井であるとか、吹き抜けとか、オープンスペースにぶら下がる揺れる椅子とか、ログハウスの雑誌でみかけるような遊び心のある男のロマンのようなものを追い求めていました。
静岡の工務店もそういった要望に応えれば施工金額もはねあがるし、こんな家を建てましたという珍しい事例にもなるので、男性陣をあおるような節がありました。
義母は「そんな家なら嫁にでた娘家族がもっと遊びに来てくれそう」という理由で男性陣に賛成。
私は「そんな間取りでは温度調節も難しいし、子供が思春期になっても個室が持てないし、同居なのにプライバシーも守れない」とやんわりと告げたものの、結婚したばかりの嫁だったので強く本音をぶつけることができませんでした。
結果、男性陣は今頃になって「広々空間でキャンプのようにみんな仲良く」というコンセプトが同居では難しいということや、大きくなってきた子供の部屋はどうしようかなんて悩んでいます。
夫の妹家族は「この家は共用部分が多いから兄夫婦に遠慮してしまう」と言って全然来なくなってしまい義母もがっかり。
私はあの時、鬼嫁と言われようとも強く反対すればよかったと後悔しています。