憧れの新築注文住宅

結婚して静岡で新築注文住宅を建てることになり、主人と相談しながらようやく憧れの新築注文住宅が完成しました。鉄筋コンクリート造の8LDKで天然大理石を使用したキッチンとリビングの床、そして家庭菜園ができるほどの大きな庭があり、庭には大きな桜の木を5本植え、とても贅沢な造りでした。

一生の住処としてはこのうえないものでした。しかし、これまで転勤はないと言われていた主人が突然、海外赴任となり、任期が長くいつ帰国できるかわからない状況になり、仕方なくお気に入りの家を手放すことにしました。不動産屋に依頼して販売しようとしたのですが、あまりにも個性の強い注文住宅だったうえにとても広い敷地で固定資産税も高く、なかなか買い手がつきませんでした。値段を下げたり複数の不動産屋に声をかけたり、様々な方法を試しましたが、ついにこちらの期限までには買い手がつかず、破格の値段で不動産屋に買い取ってもらうことになりました。

その後はその家をつぶして更地にし、建売住宅を4件建てたそうです。憧れの新築注文住宅を建てる時はデザインや間取り、使用する材料など細かく決めて作

りがちですが、あまりにも個性が強すぎると売るときに思い通りの値段で売却できないこともあります。万一のことも思慮に入れて終の棲家を探したいものです。